お手軽で簡単!紐の結び方で靴の印象を変える接客術

こんにちは、イシカワです。
予想以上に肌寒くなってきましたね。
これから一気に秋めいてきそうです。

最近、ツイッターでこんなことを言ってみました。

意外と靴紐を変えるだけで、靴の印象は変化します。
今回は、靴紐の結び方で印象を変えることで、接客にも活かせる話です。
ちなみに、スニーカーでも革靴でもある程度は適用できます。

シューズの接客の際、
お客様のスタイリングと少し合ってないような感じがする時や、
「もう少し、綺麗めな雰囲気が欲しい!!」、
「あともうちょっとカジュアルな感じが。。」という要望があったときなんかに
ご提案してもらえると少しは悩みを解決できる糸口になるかと思います。

結び方を変えるだけということは、
すでにある物だけでの工夫になるので、
手軽ですし多少メリットはあるかなと考えた次第です。

基本は、「パラレル」、「シングル」、「オーバーラップ」、「アンダーラップ」の4種類

靴紐の結び方は、とりあえずこの4種類程を覚えておけば、
販売においてそこまで困らないと思いますので覚えてください。
簡単な図になってしまいますが、上げておきます。

パラレル、シングル→綺麗目
オーバーラップ、アンダーラップ→カジュアル

こんな感じで認識してもらえれば大丈夫かと思われます。
よりシンプルに整った結び方の方が綺麗に見える傾向にありますね。

この中で、特に使うことが多いのはパラレルとオーバーラップです。
理由は、均等に圧力を加えて締めやすく、
履き心地が良いためで、そもそも履いた時のメリットが大きいです。

一見パラレルと同じに見えるシングルの使い道は?となるかもしれませんが、
この結び方の一番の特徴はというと、厚みが出ないことです。
厚みが出ないということは、足入れ部分の容積を微小ですが増やすことができます。

気持ち程度ではありますが、
甲高のお客様の場合は、パラレルよりシングルを提案することで、
履き心地の改善がみれるケースもあります。

もう一つのアンダーラップに関しては、
好みの要素の方が大きいですかね。

どの結び方が良いかは、お客様の好みやコーディネートもあれば、
シューズのデザインで合う合わないも出てくるので、
接客の際は、そこを見極めつつ提案の一つにしてください。

試しにやってみた!!

左がパラレル、右がオーバーラップです。
経験上、外羽根タイプのシューズだと、
どちらもバランスよく収まります。

左の方が、よりフォーマルな面構えになります。
右の方は、カジュアル面でデニムやチノパンツと合わせることにも
より好相性な印象です。

次はスニーカータイプです。
若干、左のパラレルだと違和感があるかもしれないですが。。
左右でけっこう印象が変わることを分かっていただければと思います。

余談ではありますが、紳士靴といったいわゆるかっちり系のシューズは、
メーカーによってはシングルで店頭に納品されることがあります。

この場合は、パラレルの方が一般的には履きやすい結び方になりますので、
販売時にお客様に応じて、シングル→パラレルにしても良いかと思います。

なによりも普段、紳士靴を履かない方で最初の1足目にといわれる方には、
革靴=履きづらいといった先入観を持たれているケースもあるので、
そういった不安要素を取り除く意味合いでもおすすめします。